キヌアとアトピーやアレルギーとの関係は?

キヌアがアトピーやアレルギーに与える影響とは

 

「家族でキヌアを食べてみたいけど、子どもにアトピーやアレルギーがある…」

 

こんな悩みがあってキヌアを食べようか迷っている人がいるかもしれません。

 

ここでは、キヌアをアトピー、アレルギーの関係について解説します。

 

アトピー予防に子どものころからキヌア中心の生活を

乳児期や幼少期の子供の皮膚は非常に薄くてデリケートな性質を持っています。そのため、乾燥や敏感肌が起こりやすく、皮膚疾患の1つアトピー性皮膚炎を発症する子供も多いです。

 

アトピーの原因はまだ未知の部分も多いですが、乳児期~幼少期に牛乳小麦などのアレルゲン含有量の高い食品を食べ過ぎていることが原因の一つと言われています。

  アレルゲン メリット

・オボアルブミン
・オボムコイド

完全栄養食(タンパク質やビタミン類などを豊富に含む)
牛乳 ・カゼイン カルシウムが豊富
小麦 ・グルテン 多くの料理に含まれる

↑の表は卵・牛乳・小麦の比較表ですが、それぞれにメリットがあることがわかります。例えば卵は完全栄養食なので栄養価が高く、成長まっさかりの子どもには食べさせたい食品の一つです。また牛乳もカルシウムが豊富ですし、小麦はパンだけでなくさまざまな料理に含まれるので今後の人生でなかなか避けられない食材となります。

 

つまり、アトピー予防・改善という意味ではできるだけ避けたい食品なのですが、子どもの成長を考えると食べさせたい食品となるので、ジレンマに悩む部分なのです。

 

そこで役立つのがキヌアです↓

  アレルゲン メリット
キヌア なし(グルテンフリー)

・タンパク質やビタミン類、食物繊維が豊富
・カルシウムも32.2mg(100g中)含む
・米や小麦などの穀物の代わりになる

卵や牛乳、小麦に含まれるアレルゲンを含有していないほか、それぞれのメリットをしっかりと受け持つことができることがわかります。カルシウムに関しては牛乳ほどではありませんが、サポートとしては十分です。

 

キヌアは、スーパー穀物などと呼ばれますが、実際には穀物ではありません。ただ、外見が似ていることから、間違われやすいのですが、元来はほうれんそうの仲間です。つまり、イネ科ではなく、ヒユ科ということです。

 

イネ科ではないので、米や麦が食べられない穀物アレルギーの人でも、安心して食することができます。また、米や麦の代わりにすることで、子どもが穀物アレルギーになってしまうリスクを引き下げることにもなります。

 

例えばキヌアには、小麦アレルギーの原因になる「グルテン」が入っておらず、いわゆる「グルテンフリー食品」に分類されます。

 

グルテンは、大麦、小麦、ライムギなどに入っている小麦タンパクの一種で、敏感に反応してしまう人がいます。グルテンの中には、グリアジンという物質が入っていて、これがアレルゲンになるからです。

 

グルテンにすぐ反応してしまう人は、それほど重い症状でなくても、体調に響いたりすることも多いです。吐き気や痛み、湿疹などの症状が出ることがあります。キヌアは、そういう人でも、安心して口に入れることができるのです。

 

また、グリアジンをはじめアレルゲンが入っていないということは、アトピー性皮膚炎の人が食べても、問題が生じにくいということでもあります。アトピーの人は、食べ物の種類によって、症状が悪化してしまう恐れがありますが、キヌアなら基本的には大丈夫です。

 

もちろん、どんな食品にも合う・合わないがあるので、キヌアを新たに食べ始めて調子を崩す人もまれにいるでしょう。そういった場合は医師に相談する必要がありますが、ほとんどの場合はアレルギーのある人の代用食品、そして子供のアレルギー予防食品として活躍するはずです。

 

アレルゲン食材をキヌアに置き換えていくことで、可愛いわが子がかゆくてつらい皮膚疾患を発症する前に、普段の食生活を見直すことが可能となります。

 

アトピー症状の改善につながる可能性

 

また、キヌアを食べてアトピー症状が改善する可能性もあります。キヌアの中に含まれるオレイン酸などには、アトピーの症状を緩和する働きがあることがわかっています。すでに疾患をお持ちの方でも、改善にある程度効果があります。

 

キヌアとは必須アミノ酸をはじめとして数多くの栄養素を効率的に含んだ万能食材です。すでに説明した通り、一見して見た目は穀物のように見えますが小麦や米などの穀類ではないので、アレルギーが心配なお子様でも安心して食べることが出来ます。キヌアはプチプチとした独特の食感がとても新鮮で、そのままお米のように頂くことが出来る他にスープやサラダなど様々なレシピで楽しむことができます。そのためキヌアを中心にした食生活を子供が幼い頃から習慣化することで、様々な皮膚トラブルを防いでくれる嬉しい作用にも期待がもてるのです。

 

大豆アレルギーにもうれしいキヌア

穀物アレルギー症状を訴える人は多いですが、中には「大豆アレルギー」になってしまう人もいます。日本では大豆はしょうゆや味噌などの調味料にも使われる成分で、アレルギーになってしまうとほとんど食べられる和食がなくなってしまいます。

 

実は、キヌアはその類まれなる特性を生かして醤油や味噌などの調味料も作ることができます。そのため大豆アレルギーの方でもみそ汁や醤油を使用した和食料理を思う存分堪能することができるのです。そしてキヌアは小麦や乳製品・大豆などのアレルゲンが原因で発症する大人のアトピー性皮膚炎にも非常に良い作用をもたらすと言われています。

 

もともと必須アミノ酸やビタミン類などが豊富なため、荒れがちなお肌を整えるという美肌効果に期待ができます。また、必須アミノ酸を豊富に含み、アミノ酸スコアは牛乳並です。ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で、健康維持やダイエットなどに大きな力を発揮します。このようにキヌアにはさまざまなメリットがあるのに、アトピーやアレルギーに対しても有効というのはうれしいかぎりです。そのためキヌアを毎日の献立にふんだんに取り入れた食生活を送っているだけで、辛いアトピー性皮膚炎の症状が改善したり軽減したという方も沢山いるようです。

 

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